灯油への影響

灯油の利用というのは、一般家庭では石油ストーブ、ボイラーといったものに使われる事が殆どですが、最近は電気ストーブ、電気式ボイラーといった電気をエネルギーとしたものに移行してきているので、こちらはそれほど騒ぎにならなかったようですね。つまり、ガソリン以上に価格が跳ね上がったということになります。しかし、灯油の高騰によって、燃費においてもあまり恩恵がなくなったということで、石油ストーブなどの需要は一気に薄れてしまいました。

灯油ボイラーや石油ストーブ、ファンヒーターといったものは、電気のものと比較し、かなり燃費がいい事で知られていました。というのも、ガソリンほど大多数の人が使用しているわけではないからでしょう。灯油も当然原油が原材料となるので、原油価格と灯油価格は動向が比例することになります。

実際、ガソリン価格が1.5倍に上昇した際、灯油は2倍の上昇を見せました。しかも、家庭用に使用する灯油、農業や漁業で使用するA重油に関しては、ガソリン税や軽油引取税などといった税金が課せられない事から税金の割合が低く、小売価格における原材料の価格、すなわち原油価格が占める割合が高いため、ガソリンや経由以上に大きな影響を受けました。ただ、その割には灯油に関してはそこまで熱く報道されませんでした。

ガソリンと共に、大きな影響を原油価格高騰から受けたのが、灯油価格です。とはいえ、北海道などの寒い地域では、この灯油の高騰も深刻な問題となり、動向が心配されていました。その為、多少古いものでも重宝することが多く、需要も一定以上のラインを確保していました。